(1)出版事情
書店のスペースが限られているので、新刊の売れ筋程度しか置くことはできない。(数週間程度)
書店には、出版から数週間程度の本しかない。
では、それ以前の本は、どのように読むのか。
書店に注文する。2週間は待たされる。(オンライン書店い以前の場合)
絶版の場合もある。
古本屋で、探す。ない場合もある。
図書館で借りる。(他の人が読んでいる場合は、予約をつけて、辛抱強く待つ。)
電子書籍の時代になると、数年、十数年、数十年の電子書籍を、蓄積可能になる。
(2)図書を返却させる方法
図書館の問題は、図書を貸し出すことではない、いかにして、図書を返却させるかだ。
書店の場合は、一方向に販売をすればいいのだが、図書館の場合、貸出、返却という循環を生み出す必要があるが、返却というのは、なかなか難しい。非常に優秀な利用者だけが、できるので、図書館に非常に優れた利用者がいることが非常に重要。
電子図書館になると、紛失も、延滞もなくなる。
(3)図書館の収集
書店に売っている図書館で、自由に購入購入できるので、どのような図書をコレクションすることができ、自由に樫田石することができる。
電子図書館で、利用できるかは、出版社に決定権があり、紙で市販されているものや電子書籍で販売されているかといって、電子図書館で、利用できるとは限らない。
電子図書館で利用できる電子書籍の価格も、出版社が決定する。通常、電子書籍の3倍程度。(再販制度ではないので、価格を自由に決定できる。
図書館は出版経済を阻害しないために、不便でなけければならない。1冊の本を、予約つけて順番に読む。
図書館が1万館あれが、図書館に1冊づつおかれれば、1万冊販売できることになる。1万冊売れるなら、なかなか、ヒットではないかとおもうが、出版社の図書館ビジネスは、どのようになっているのだろうか。
(3)図書館で購入する図書は、地域の書店から購入できない理由
図書館で図書を利用できるようにするためには、目録データ、バーコード、ICラベル、フィルマーなど、手間暇がかかる部分がある。それ専用の会社から購入する必要があるため、図書館で、地域の書店から購入できるわけがない。