図書館目録には、意味を表す方法として、分類と件名がつけられている。
分類は、分類表の中の一つの概念であることがきまれるが、件名表目標は、言葉による。言葉は、無限に拡張かのうなので、新しい言葉が登場するとそれを追加していくことができるので、便利である。しかし、言葉もその時代時代に、どんどん変わるし、人によって、言葉はいろいろな表現がある。
そのため、事前に決まられた言葉の一覧(もっとも代表的な言葉の一覧)を用意してその中から、一番ふさわしいことばを選んでつける。

最近よく使われるコンピュータ 昔は、電子計算機 などと言っていたので、最初に、電子計算機ということばを、件名標目になってしまうと、簡単に、コンピュータに変更しますというわけにはなかなかいかない。電子計算機とコンピュータは、代表的だが、最近あまり、使われなくなった言葉や最初の登場した概念といろいろ変化してきた言葉などを、どのように、一覧表にとどめておくのか難しいですね。

長年、目録規則や分類表をみている人は、いろいろ事情がわかりますが、大学生などが、数年でどんどん入れ替わってしまうので、古い言葉を思いつくことができないという問題があります。

最近は、目録もコンピュータ管理されているので、昔のようにカードに書かれたものを直して、配列替えするということもないので、もし、上手に管理するツールがあれば、最新版にする良い方法があるかもしれません。